これはおそらく世界でも初めてのことでしょう。音楽や演劇、スポーツの世界にはライブがありますが、漫画にはライブがありません(常設でない 2.5 次元舞台はありますが)。ネットでのコンテンツが豊富になった現代では、ライブこそが価値を生みだします。私たちは漫画を原作としたライブが欲しい。だから、常設の劇団なのです。
弊社コアミックスは青年漫画誌『 月刊コミックゼノン 』や WEB サイト『 ゼノン編集部 』などの媒体を持ち、多くの作品を発表しています。『 北斗の拳 』や『 シティーハンター 』などの世界的な人気作品に加えて、テレビドラマの原作となった『アンサングシンデレラ病院薬剤師 葵みどり』やアニメ化された『 アルテ 』が大きな反響を頂きました。累計発行部数700万部を超える話題作 『 終末のワルキューレ 』は2021年にアニメ化し、Netflixで配信されています。弊社は今後も旺盛に漫画作品を生み出し、それらを演劇にしていきたいと思います。
今回旗揚げする劇団名は「096k熊本歌劇団」。熊本の市外局番096に歌劇団の k で「096k」とし “オクロック” と読みます。そう、“時” の意味です。自分の可能性を信じて第一歩を踏み出した若者たちが、この劇団で夢の時を刻んでくれることを私たちは心から願っています。
原作となる漫画『 前田慶次 かぶき旅 』 は月刊コミックゼノンで連載中の大人気戦国漫画。
コミックス第 1 巻は発売即重版となり、続々と部数を重ねヒットを続けている期待の作品です。
戦国稀代のかぶき者の前田慶次が、関ケ原の戦い後に諸国を旅し、
全国の有名武将を訪ね歩く物語で、京都から肥後に向かった慶次が
熊本城を築城し国づくりに奮闘している加藤清正に出会うところから始まり、
数々の困難を豪快に跳ね返していく一大群像絵巻です。
096k熊本歌劇団は、この漫画原作のキャラクターや世界観の魅力を存分に体感できる演劇ライブを披露します。